昭和から続く歴史と伝統の地域寄席へようこそ
八起寄席は毎月・第3月曜日に定期的に開催されている地域寄席です。
約40年続く日本でも最も歴史があると言っても過言ではないであろう(多分日本一長く続いている)地域寄席です。
お店開催とグリーンホール開催の2種類があります。
偶数月はお店開催、奇数月はグリーンホール開催です。
【八起のお店での寄席】
昭和レトロ感あふれる八起店内で開催されるアットホームな落語会です。
ぜひその歴史と空気を体感してください。
マイクを通さずとても近くで落語を楽しむことができます。
当日は焼肉の営業はありません。落語会のみとなります。
予約は必要なく、開催日に直接、八起のお店にお越しください。
【グリーンホール八起寄席】
グリーンホールで開催される八起寄席です。
事前にチケットをおとりいただく必要がございます。
チケット購入など、詳しくはグリーンホールへお問い合わせください。
相模女子大グリーンホールHP
八起寄席とは?
相模大野で「焼肉」と言えば「焼肉八起」。
ところが、その「八起」にはもう一つの顔があります。
何かと言えば、相模大野の芸術・娯楽の文化の一翼を担っているのです。
その中心(ほとんど)が「落語」であり、それを我々は『八起寄席』と呼んでいます。
● 『八起寄席』のいきさつ
昭和61年にスタートした『八起寄席』。
それは、お店のおばちゃん(当時はおねえさん?それともやっぱり…)が、
「若い落語家さんが落語を話す場所がない。」ということを知り、
「なんとかならないか」とおとうさんと相談。
その結果「じゃあお店でやって貰おう。」と即決。ということで、
若手落語家のために昭和61年8月30日に第1回が始まりました。
開始当時一年間は、8日、18日、28日と月3回、8(「八起」の八)のつく日に開催していました。
● 四派競演
落語と言えば「寄席」。現在は「上野鈴本演芸場」、「新宿末広亭」、
「浅草演芸ホール」、「池袋演芸場」、「国立演芸場」などが「定席」ですが、
そこには「落語協会」と「落語芸術協会」に所属している芸人さんしかあがれないという規則があります。
ところが、『八起寄席』にはそんな規則はありません。
そこで、「落語協会」と「落語芸術協会」の2つの協会と「円楽一門会」、そして「落語立川流」という四派の競演が実現しているわけです。
この四派競演は三遊亭好楽師匠が四派の師匠さんを集めてくださり実現に至りました。
四派競演は全国的にも大変珍しいことです。
八起寄席・四派幹事のご紹介
旧八起寄席・四派幹事のご紹介
「八起寄席」には、「四派」の落語家さんから
それぞれ一人ずつ幹事さんになってもらっています。
「立川談修師匠」、「瀧川鯉橋師匠」、「三遊亭兼好師匠」、「古今亭文菊師匠」。この四人の幹事さんのご尽力より、四派の芸人さんが代わる代わる『八起寄席』に出演してくれています。