「七転び八起き」八起のだるま物語

♪だぁ〜るまさん♪
だぁ〜るまさん♪
にぃ〜らめっこしましょ♪

「だるまさんがころんだ〜」

など、よく子供の頃遊んだものだ

〝だるまさん〟て何?
と聞かれても、その頃は、本当の意味や歴史はよくわからなかった…
今ならネットで調べれば直ぐわかる。けど昔は情報は少なかった。

簡単に言うと〝だるまさん〟を横に倒すと直ぐ起き上がる。
八起のお客さんも転んだら焼肉八起へおいで!元気になるよ!みたいな話。
わっかるかなぁ〜

とにかく
【だるまは願い事がかなうよ】
と言われている。
昔から、暮れ正月になると、どこへ行っても、〝だるま〟は、縁起ものとして、景気良く売られていた。

45年位前かな…
東京で主人と2人で
「焼肉八起」という名前の店を出した。
なんといっても
〝七転び八起き〟は縁起がいい!

初めて〝だるま〟を買ったのは
開店2年目の正月
賑わう浅草だった。

「店がうまくいきます様に」と
買った〝だるま〟は安定して手のひらに乗った。
赤い、たっぷりとした顔立ちの〝だるま〟だ。
言われるままに、直ぐ、片目を黒く塗り、
一年後の
暮れには「おかげさまで」
と、
もうひとつの目を、黒く塗るのだ

〝だるま〟は毎年買うものだと思っていた。
正月になると、少しずつ大きい〝だるま〟を買っていった
毎年、毎年〝だるま〟はどんどんと大きくなる。
店は、まだまだ未熟なのに〝だるま〟だけは[デカイ!]になってしまう。

「どうしよう…」となった。
そんな年の暮れ
川崎に〝だるま〟買いに行った。私の「どうしよう…」の質問に
「毎年買わなくていいのよ」
「次の願い事がある時、また買えば良いのよ」と

〝だるま〟の老舗の女将さんが答えてくれた。
そして
〝だるま〟は〝思いがあれば〟ずっと飾っても良いのよ、とも…
そして〝大きなだるまさん〟を買った。
ー商人としても素敵な女性だー❣️

おかげさまで
「どうしよう…」の気持ちが
「ありがとう!」の気持ちに変わった。

〝大きなだるまさん〟は
今でも〝焼肉八起〟の店に置かれしっかり見守っています。

そぅそぅ…
長い年月が経つと、古過ぎる物は、どうにも再生できなくて、どうしても店には飾れない事がある。大切な物なのに!

たとえば

初めて買ったあの小さな〝だるま〟
40年間、焼肉の煙の中で過ごし、〝黒いかたまり〟になっている

その〝だるま〟を、
ダメもとだ〜!と、洗ってみた。なんと真っ赤な立派な姿によみがえった。そして〝だるま〟の裏に「浅草」とはっきり墨で書いてあった。

主人も掃除の手を止め、初めて買った〝だるま〟の話から、思い出話が止まらない。
そして〝だるま〟の〝目〟を
2人で黒く塗り直した。

〝小さな八起のだるま〟第一号は
〝大きな八起のだるま〟の横に
並べて置こう。

八起のだるま

八起のだるま

今、「春の唄」が流れ、桜の花が咲き始めましたね🌸
今日は嬉しいお知らせ❣️

八起の〝焼肉営業〟が
再開します‼️

3月24日(水)
(夕方4時30分から9時迄)
コロナ対策も万全にしてお待ちしてます♪

おかげさまで好評の
八起の〝お弁当販売〟は続けます‼️

明日再開なのに未だ準備の途中!
急がなきゃ!
店内を活気づけなきゃ‼️
窓を開けて
花を飾って
未来のポスターを貼って…

嬉しいことに、以前お店で描いてくれた〝八起のおばちゃんの絵〟を、このコロナ禍の中、見事に仕上げて届けてくれた女の子。
嬉しいな🎶ありがとう❣️

女の子が描いてくれた八起のおばちゃん

女の子が描いてくれた八起のおばちゃん

又、
多くの方々に「大丈夫よ、頑張って」を頂き、おかげさまで、
【元気‼️】を家族一同、持続する事ができました。
本当にありがとうございました。

なんとこの時期!タイミングよく、待ちどうしかった
「スーパー戦闘純烈ジャー」
のポスターが届いた❣️
嬉しい〜🎶

さあ!明日からの八起は
どんな八起を見せてくれるのだろうか?転んだ時もー八起
起き上がった時もー八起
お待ちしてま〜す。

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